共同浴場と足湯は、温泉との距離が少し違う
旅館に泊まって温泉を楽しむ日もあれば、温泉街の散策途中に湯へ親しみたい日もあります。そんなときに候補になるのが、共同浴場と足湯です。ただし、同じ温泉を使った施設でも、全身浴する共同浴場と、靴を脱いで足を浸す足湯は利用方法が違います。両方の特徴を知ると、予定に合う場所を選びやすくなります。
那須湯本の鹿の湯は、湯そのものを楽しむ共同浴場
鹿の湯は、温度別の木の浴槽と伝統的な入浴法が特徴の共同浴場。観光の途中でも立ち寄れますが、設備や作法は大型の温浴施設と同じではありません。公式サイトには入浴前の「かぶり湯」や短い入浴と休息を繰り返す方法が紹介されています。初めてなら、施設の案内を読んでから、無理のない温度の湯を選ぶことが大切です。
塩原では、足湯を散策の目的にできる
塩原温泉湯っ歩の里は、全長60メートルの足湯回廊を持つ施設。庭園の風景を眺めながら、歩いて足湯を楽しめるのが特色です。全身浴をする場所ではなく、温泉の温かさを気軽に体験する場所として考えると、楽しみ方がはっきりします。施設公式サイトには休館日や季節ごとの案内があるため、立ち寄る前に確認してください。
また、塩原もの語り館の足湯も、温泉街を歩くときの立ち寄り先として現行リンク集に掲載されています。観光案内施設や街歩きと組み合わせて、温泉に親しむ時間をつくるのも一案です。
「無料で入れる」と思い込まない
足湯には無料のものも有料のものもあり、共同浴場も施設ごとに料金や受付方法が異なります。湯っ歩の里は有料の足湯施設なので、「足湯だから無料」と決めつけないでください。また、温泉郷に古い共同浴場が紹介されていても、現在は休止中という場合があります。古い旅行記や地図だけで訪問先を決めるのは避けたいところです。
持ち物と、ほかの利用者への配慮
足湯なら、足を拭くタオルや脱ぎ履きしやすい靴があると便利。共同浴場では、施設の掲示や入浴マナーを守り、周囲の利用者への配慮を大切にしましょう。写真撮影は浴場内のプライバシーにも関わるため、施設の許可がない撮影は行わないこと。気軽な施設ほど、ルールを確かめて気持ちよく利用したいですね。
